2023年5月– date –
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フレッド・ハーシュ&エスペランサ・スポルディング『アライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』
ハーシュとエスペランサ(年の差30歳以上)、なんとも意外な組み合わせと思いましたが、2013年に初共演し、以降もデュオとして活動を続けているのですね。 -
半世紀に渡り日本のジャズ界を盛り上げてきた偉大なる功労者、故 石塚孝夫氏(オールアート・プロモーション代表)追悼企画。正統派ジャズの真髄 オールアート・コレクション(全50タイトル)
私がオールアートの石塚孝夫さんと知り合ったのは、もう10年くらい前でしょうか? -
カーク・ライトシー・トリオ『イフ・ユーアー・ノット・ハビング・ファン・バイ・ナウ』
ライトシーといえば、プレステッジのチェット・ベイカーのプレステッジ・マラソン・セッションや、デクスター・ゴードンの80年代のピアニスト。比較的近年のものだとクリスクロス盤が浮かんできます。しかし私、あまり活動を追いかけてきたわけではないです。今回、寺島靖国氏のレーベルから発売された本盤も、 -
エラ・フィッツジェラルド『エラ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル:アーヴェイング・バーリン・ソングブック』
エラのヴァーヴ時代といえば(いろいろな作品がありますが)コンポーザーシリーズが有名でしょうか。移籍直後の1956年に第一作『コール・ポーター・ソングブック』が制作され、その後も次々と発売・・結局 1964年のジョニー・マーサー集まで、何と足掛け8年にも及ぶ人気シリーズとなっていきます。本作のライナーには -
祝!!グラミー賞 サマラ・ジョイ / Samara Joy
NYブロンクスで生まれ育ち、祖父母は有名ゴスペル・グルーブThe Savettesのメンバーで、父親もゴスペル・シンガーという音楽一家に育つ。NYフォーダム校でジャズを歌い始め、その類い稀な声で数々のコンペティションで受賞、州立大在籍時の2019年に「サラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティション」で優勝、音楽シーンに大きな衝撃を与えた。 -
ユニバーサルミュージック、ジャズの定番シリーズ「ジャズ百貨店」 100タイトルが追加発売。ずばり注目のタイトルはこちら。
毎回ジャズファンを楽しませてくれる、ユニバーサル・ジャズの人気シリーズ「ジャズ百貨店」。待望の続編が追加発売されました。 -
アーマッド・ジャマル『エメラルド・シティ・ナイツ』
シアトルの名ジャズクラブ「ペントハウス・ジャズ・クラブ」で残された1963-64年、1965-66年のトリオのライブが2作同時発売。現存するオリジナルテープからのマスタリング、粒だったピアノ音も気持ちよく、音質も上々です。 -
独自の嗅覚が生み出すヨーロッパジャズの名盤。山野楽器的おすすめ盤は
売り場スタッフがそれぞれ、テーマを決めて新旧問わず、自身の耳で選んだおすすめ作品をご紹介いたします。 今回は、ヨーロッパをはじめ世界各国の良質なジャズ作品を厳選して紹介する、大阪の人気ジャズレーベル「澤野工房」から、スタッフお気に入りの作品をセレクトいたしました。 -
寺島レコード『JAZZ BAR』と私
いきなりですが、毎年末に出るコンピレーションCD、寺島靖国プレゼンツ『Jazz Bar』って、本当に人気のシリーズです。2001年12月に、第1作『Jazz Bar 2001』が出て(当時のディスクユニオン、DIWの制作担当、Nさんが営業に来ていたのが懐かしい)それ以降、毎年リリースされる・・ -
「チャーリー・ヘイデン~デュオの真髄」ジャズ・ベースの巨匠、生誕85周年記念。デュオ編成による名盤 全10タイトルを高音質UHQCD仕様にてリイシュー。
チャーリー・ヘイデンといえば、キース・ジャレットの「アメリカン・カルテット」でも知られるベーシスト。私、個人的にはビッグバンド「リベレイション・オーケストラ」で、このベーシストを知りました。興味を持って聴き進んでいくと、実に多くのデュオ作品を残していて、その名人としても知られます。 -
ジャズ売場の品ぞろえ・・
売場の品ぞろえについてのお話です。品ぞろえ・・新譜だったり、いわゆる名盤だったり。その時々の話題盤(最近だと『カムカムエヴリバディ』で話題となった、ルイ・アームストロングがヒットしました)。自主製作盤や、 -
ジャズの聴き方・・比較式と芋づる式?
えー、何でもそうですが、比べてみないと「これはこうだ」って言えないですよね。味噌つけ麺と辛子味噌つけ麺、かつ丼と味噌カツ、今川焼とたい焼きなどなど(食べ物ばかりですみません)。。もちろんジャズも同じで、例えば