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世界に誇るジャズレーベル、ヴィーナスレコードの名盤
1992年、アルファレコードから独立した原哲夫氏によって設立される。以降、400に近い作品をリリースしている、日本を代表するジャズレーベル。ブームを巻き起こした、エディ・ヒギンズのピアノトリオ作品や個性的な音作り(ヴィーナス・ハイパー・マグナム・サウンド)で注目を集める。 -
RINA『Transparent Blue』
独創性豊かな表現力を持つジャズピアニストRINA待望のニューアルバム『Transparent Blue』。 3年前のデビューアルバムが第13回CDショップ大賞2021『ジャズ賞』を受賞したRINA初の全曲オリジナル -
ローラ・アングラード『シェ・モア~私の場所』
シンプルなギターをバックに、フランス語で歌われるアルバム。さらっと聴いて・・漂うこの異国情緒感がとてもいいですね。 ③「マクサンヌの歌(ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング)」、⑪「リラのワルツ(ワンス・アポン・ア・サマータイム)」は、ジャズでも有名なスタンダード曲。これもフランス語の響きのよさが耳に残ります。 -
山中千尋『TODAY IS ANOTHER DAY』
作品全体から山中節と呼びたいメロディが溢れる、2年半ぶりの新作です。アルバムタイトル曲でもある①から、高速テンポに乗りスイング。曲の途中から入ってくるエレピにも疾走感を感じます。②「Tres Palabras」はラテンタッチの優しい曲、③「So Tender」は曲の途中から入ってくるエレピにも疾走感を感じます。 -
外山安樹子『パレット』
キャリア初のソロ作品。チック・コリアやラーシュ・ヤンソンらのジャズ曲に加え、童謡やクラシック曲も演奏していて、そこがとてもいいなぁと・・。タイトルの『パレット』とは、そんなジャンルを超えた名曲の数々を、ジャズという「パレット」を通して描くという意味を込めているそう。 ピアノソロ作品に骨太の・・ -
パスクァーレ・グラッソ『ビ・バップ!』
2021年に『ソロ・マスターピース』で本邦デビューし、2作目の『パスクァーレ・プレイズ・エリントン』を通過して、この『ビ・バップ』で、すでに3作目って!まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのギタリストです。そのギタープレイも勢いのあるもの、よく動く指もそうですが、コードの使い方も効果的。曲をカラフルに彩っていく演奏だと思います。 -
ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイド『ロング・ゴーン』
2021年に『ソロ・マスターピース』で本邦デビューし、2作目の『パスクァーレ・プレイズ・エリントン』を通過して、この『ビ・バップ』で、すでに3作目って!まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのギタリストです。そのギタープレイも勢いのあるもの、よく動く指もそうですが、コードの使い方も効果的。曲をカラフルに彩っていく演奏だと思います。 -
渋谷毅『カーラ・ブレイが好き』
昔からのジャズ仲間に推薦されたピアノソロ作。どの曲もゆったりしたテンポがあって、あたたかくとても優しい。全ての曲がひとつに繋がっているようにも思えます。渋谷さんはブックレットで、カーラ・ブレイの音楽について「(エリントンの音楽より)もっと身近にあって・・」(抜粋)と記します。 -
サマラ・ジョイ『リンガー・アワイル』
レコードメーカーの新譜資料(2022/12/17付け)には「弱冠22歳」と書かれていましたが、いやいやサマラさん、すばらしい歌唱表現力を持ったシンガーです。このソウルフルなスタイルがとてもいいですね。オープニングの「Can't Get Out Of This Mood」からムードムンムン。 -
パティ・ロムーショ『スター・クロスト・ラヴァーズ』
パティ・ロムーショは、憂いのある声が印象に残るイタリアのシンガー。ケニー・バロンを敬愛し、NYで彼とのレコーディングが夢であったそう。オープニングの①「ララバイ」はそのバロンとの夢がかなった共作。 -
中牟礼貞則『弦音』
プロ活動70年。多くのファンを持ち、多くのミュージシャンからも愛されるベテランギタリスト、中牟礼貞則。佐藤允彦、渋谷毅ら6人のピアニストとのデュオ、そして弦楽カルテットをバックに迎えた曲も含んだ新作です。 -
フレッド・ハーシュ&エスペランサ・スポルディング『アライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』
ハーシュとエスペランサ(年の差30歳以上)、なんとも意外な組み合わせと思いましたが、2013年に初共演し、以降もデュオとして活動を続けているのですね。