【ジャズ百貨店 FUSION編 全30タイトル】

2016年の発売以来シリーズ累計出荷が80万枚を超えるユニバーサルジャズの定番シリーズ「ジャズ百貨店」に新たなラインナップ「FUSION編」が登場!1960年代後半に誕生以降多くのファンに愛されているフュージョンの名盤を30タイトル厳選。チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァー、イエロージャケッツ、ザ・クルセイダーズ、ザ・ブレッカー・ブラザーズ、リー・リトナーなど、豊富なカタログから錚々たるアーティストをラインナップ!
・SHM-CD仕様 ・新規ミニ解説付

ウェザー・リポートを経てマッコイ・タイナーのカルテットに参加。いやがうえにもバンドを燃え上がらせるアルフォンズ・ムゾーンの初リーダー・アルバム!
マッコイ・バンドで一緒だったソニー・フォーチュンのプレイにも注目。重厚なファンク・ビートでタイトにまとめあげてみせるあたりに、ムゾーンのリーダーとしての実力がよく現れている。

2枚の大ヒット作で人気を確立したグループが、さらなる飛躍を目指しメンバー交代。盟友スタンリー・クラークを含む4人編成の新星ユニットが繰り広げる音の万華鏡。(73年発表)

リターン・トゥ・フォーエヴァーが大胆で超絶的なクロスオーヴァー・サウンドを展開。ジャズ、ロック、ラテンなどの音楽性を含有したチック・ワールドが全開の名作。(74年発表)

童話“不思議の国のアリス/鏡の国のアリス”をモチーフにした、ファンタジー感覚溢れる傑作。ホーンやストリングスも導入した、めくるめくサウンドはチックならでは。ハービー・ハンコックもピアノでゲスト参加。

1980年の冬期オリンピックのテーマ曲を冒頭にフィーチャーしたハッピーなフュージョン・アルバム。あたたかみのあるチャックのフリューゲルホルンが、シンプルかつ軽快のアンサンブルの中で自由に勇躍する。

名門GRPレーベルの創設者のひとり、グルーシンによる70年代の偉大なる成果のアルバム。豪華ゲストを迎え、自身の原点というべきサウンドを収めたエポック・メイキングな作品。(77年発表)

さまざまなキーボードやシンセサイザーを駆使し、グルーシンが時代の空気を反映させたエレクトリック・サウンドを完成させたヒット作。TVシリーズや映画のテーマ曲も収録。(84年発表)

70年代からの盟友であるグルーシンとリトナーがイヴァン・リンスを迎えたコラボ作。グルーシンのサウンド・メイキングとリトナーのギター・テクニック&センスの合体は、疑いなく無敵の強さを発揮する。リトナーがかねてからブラジル音楽への関心を示していただけに、リンスの参加でさらに世界が拡大。リンスがジャズ/フュージョン・ファンにも訴求した1枚だ。

ソフト&メロウなサウンドでポップス・ナンバーや名曲「ワルツ・フォー・デビー」をカヴァーしたブルーノート・デビュー盤。

ハービー・ハンコック”セクスタント”のメンバーが再結集。ハービーに代わってキーボードを弾くのがジョージ・デュークという興味深い内容のヘンダーソンのブルーノート録音である。ファンキーな「エクスプロディション」、「ザ・カムカット・キッズ」や幻想美あふれる「インヴォランタリー・ブリス」、「ギャラクシー」。どの演奏にも、当時のエディ・ヘンダーソンの目指していたサウンドの方向性が鮮やかに示されている。

スムース・ジャズの先駆的サックス・プレイヤー=グローヴァー・ワシントンJr.の4作目。ボブ・ジェームス(ピアノ)、ハーヴィー・メイソン(ドラム)、エリック・ゲイル(ギター)他の敏腕ミュージシャンが多数参加した、大人のためのソウル・ジャズ・アルバム。(1975年発表)

クルセイダーズのピアニスト、ジョーの80年リリースの3作目となるソロ・アルバム。グループ同様にヴォーカルをフィーチャーした曲もあり、変化に富んだ曲調がカラフルな美しさを感じさせる。

フュージョン界のトップ・ギタリストが初めてコラボレートしたファン待望の夢の共演作。70年代からライバル関係と目され、フォープレイではギタリストの座を異動した所縁もあるリトナー&カールトンは、まさにドリーム・チーム。それぞれの自作曲で固めて、より実りある内容を目指した姿勢が胸を打つ。フィリンゲインズ、ハキムらサイドメンも豪華。

ウェザー・リポートやアイウィットネスで活躍していたパーカッション奏者の初リーダー作。パーカッションをフィーチャーしたハッピーなラテン・フュージョン・アルパムで、ジャコ・パストリアスも1曲に参加。

パット・メセニーをはじめ、錚々たるメンバーを迎え、1987年に発表した初のソロ・リーダー作。ケニー・カークランドの熱演も素晴らしい一枚。

後にラーセン・フェイトン・バンドを結成するニール・ラーセンのソロ名義作。適度にアーシーなリズム隊と歪んだギターにあわせ、じわじわと盛り上げる感覚の鋭さは非凡。デビュー作とは思えない78年作。

ドラムにスティーヴ・ガッドを迎え、さらに洗練されたフュージョンを展開した1979年の2ndアルバム。骨のあるバジー・フェイトンのギターを聴けば、一介のフュージョン・バンドとの違いは一目瞭然。

極上のソウル~ファンク・グルーヴを注入して完成させたクロスオーヴァー・ミュージックの金字塔。この作品の成功により、クインシーは大プロデューサーとして君臨することに。(74年発表)

大プロチューサーのクインシーが、ジャズをベースにさまざまな音楽性を盛り込んで完成させたクロスオーヴァー・ミュージックの傑作。クインシー人脈の豪華メンバーの参加も注目。(75年発表)

大プロデューサー、クインシーの70年代を代表するベストセラー・アルバム。スタッフのメンバーをはじめ、チャカ・カーン、パティ・オースチンなど、メンバーは豪華絢爛。(78年発表)

音楽監督ロイ・エアーズのソウル/ファンク魂が炸裂!70’Sブラック・プロイテーション・ムーヴィーの最高傑作との誉れも高いパム・グリア主演作のオリジナル・サウンドトラック。1973年発表。

上質のジャズ・ファンク・グルーヴを数多く残す名ヴィブラフォン奏者が、自身のバンドを率いて1976年に発表した代表作。翌年のランプの再演版も人気の気怠くメロウなタイトル曲は、ジャンルをこえて無数のカヴァー/サンプリングを生んだ。やはりファーサイドによるサンプリングでも名高い「ザ・サード・アイ」や、『Ultimate Breaks & Beats』で脚光を浴びた「ロンサム・カウボーイ」なども

ランディとマイケルのブレッカー兄弟を中心とした人気フュージョン・グループによる、11年ぶりのリユニオン録音作。オリジナル・メンバーのサンボーンとリーもゲスト参加し、コンテンポラリーなサウンドが聴ける。

ザ・クルセイダーズの歴史的傑作ライヴ・アルバム。これぞライヴの醍醐味、ともいうべきパワフルな演奏と、観客のすさまじい熱気が詰め込まれている。ゲストとして参加のラリー・カールトンのギター・ソロも絶品。

メロディアスなギタープレイの才を備えていたラリー・カールトンを正式メンバーに迎えて74年にリリースされた重要作。後のクルセイダーズの方向性を決定づけた一枚で、グルーヴィーな楽曲が目白押し。

70年代の絶好調のクルセイダーズを物語る一枚。レギュラー・ベーシストを迎え、ウェイン・ヘンダーソンが抜ける前の唯一の録音であり、演奏のまとまりと楽曲のハイクオリティとで傑作の呼び声が高い。

クルセイダーズの黄金期にリリースされたアルバム。タイトル曲「旋風に舞う」をはじめ、「リヴァー・ラット」などの名曲ばかりがそろった。「スウィートン・サワー」での彼らの有名なソロ・リレーにも注目。

ドラムスの革命児、トニーがジャズとロックの壁を粉砕。マハヴィシュヌ・オーケストラ結成直前のマクラフリンのプレイもすさまじい。

新たなメンバーを迎えた、トニー・ウィリアムス率いる“ライフタイム”の3作目。迫力満点のドラム&パーカッションと、ロック・フィーリング溢れるハードなサウンドがひとつになって迫ってくる、画期的作品。

現在もトップ・フュージョン・グループとして活躍中のイエロー・ジャケッツの重要作。ウィリアム・ケネディー(ds)が新たに加わり、インプロヴィゼイションを重視した、コンテンポラリー・ジャズ・サウンドを展開。
