ダイアナ・パントン『ブルー~さよならを云うために』

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すっかり日本でも人気が定着した、カナダのシンガー。静かで清廉な声がブルーになる時。

ダイアナ・パントン「ブルー~さよならを云うために」MZCF-1453
メーカーコメント

恋の始まりを歌った『ピンク』、成熟した大人の愛をテーマにした『レッド』に続く色彩3部作の最後を飾る作品、儚い恋の終わりや別れを歌ったトーチ・ソング集『ブルー』が遂に登場。切なく語りかけるようなダイアナの愁いを帯びた歌声は聴く者の胸を締め付ける・・・。カナディアン・ジャズの重鎮ドン・トンプソンはじめ、カナダを代表する名サックス奏者フィル・ドワイヤー、今年栄えあるカナダ勲章を受章した実力派ギタリストのレグ・シュワガーらが参加し、更に今回はペンデレツキ・ストリングス・カルテットも加わったゴージャスなサウンドがダイアナのスウィートな歌声をサポート。彼女自身がセレクトした知られざる名曲の数々にも注目!

ジャズ担当、おすすめコメント

シュガーヴォイスで、恋の始まりを歌った『ピンク』(2008年)。ストリングスを従えてムーディーに、大人の恋を歌う『レッド』(2013年)・・。感情を色に託し、歌で表現してきたダイアナ。この最新作では『ブルー』とタイトルが付きます。『ピンク』から15年近くの年を経て、成熟した雰囲気で恋の終わりをしっとり聴かせます。
私、一番だったのは「ノーバディズ・ハート」。好きなオードリー・モリス『ビストロ・バラッズ』での歌唱が思い浮かびました。ダイアナはギターをバックに、(当然ですが)実にブルーな仕上がり。ビートルズの「イエスタデイ」は、歌詞のSheの部分をHeに変えて歌います。こういう所も聴き手を引き込む要素ですよね。ダイアナのよき理解者でもある、ドン・トンプソン(p)、レグ・シュワガー(g)がバック。歌と一体となる演奏をしています。(ジャズ管理人)

演奏者・曲目

ダイアナ・パントン(vo)
ドン・トンプソン(p)
レグ・シュワガー(g)
フィル・ドワイヤー(sax)
ジム・ヴィヴィアン(b)
ペンデレツキ・ストリング・カルテット
ヤージー・カプラネック(violin)
ジェレミー・ベル(violin)
クリスティン・ウィワージク(viola)
ケイティ・シュライクジャー(cello)

1. メドレー:ホエア・ドゥ・ユー・スタート~ある日ある時
2. イエスタデイ
3. ウィズアウト・ユア・ラヴ
4. ルージング・マイ・マインド
5. ディス・ウィル・メイク・ユー・ラフ
6. 別れの始め
7. アイム・ゴナ・ラフ・ユー・ライト・アウト・オブ・マイ・ライフ
8. トゥ・セイ・グッドバイ
9. ミーニング・オブ・ザ・ブルース
10. 想えば恋し
11. イッツ・オルウェイズ・4AM
12. ジャスト・サムタイム
13 ハウ・ディド・ヒー・ルック?
14. ノーバディズ・ハート
15. 春遠し
16. ユー・アー・ゼア

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