「ザ・定盤」は、山野楽器が自信をもっておすすめするCDスペシャルセレクションです。その中から、ジャズ作品のタイトルのスタッフ一押しタイトルをご紹介!!
哀愁のアルト・サックス奏者が生涯最高のソロを記録したワンホーンの傑作。明るさ溢れる雰囲気の中で、美しくメロディアスなフレーズが紡がれる。
アート・ペッパー(as) ラス・フリーマン(p) ベン・タッカー(b) チャック・フローレス(ds)
1956年12月28日、1957年1月14日録音
ベルリンで客死した不世出の天才マルチ・リード奏者が残した最後の公式アルバム。とても死の1ヵ月前とは思えない壮絶な演奏に魂を揺さぶられる。
<パーソネル> エリック・ドルフィー(bcl, fl, as) ミシャ・メンゲルベルク(p) ジャック・ショールス(b) ハン・ベニンク(ds)
1964年6月、オランダ、ヒルヴァーシュムにて録音。メーカー提供資料より(2022/12/21)
ジャズの聖者、ジョン・コルトレーンが残した一世一代のバラード・アルバム。テナー・サックスに専念し、リリカルで情感豊かな一面を大いに発揮している。不朽の名演「セイ・イット」を始め、スタンダード・ナンバー満載。2008年にグラミー賞「名声の殿堂」入りを果たした。
1961年12月21日、1962年9月18日、11月13日、ニュージャージーにて録音。メーカー提供資料より(2023/01/04)
天才チャーリー・パーカーがヴァーヴに残したワンホーンの傑作。タイトル曲と<コンファメーション>というビ・バップを代表するオリジナル・ナンバーの名演を収録。限りなく豊かな音色に彩られた比類なきアドリブの世界に引き込まれる。
録音年:1952年12月30日、1953年7月30日。メーカー提供資料より(2023/01/04)
まさに「最高峰」。ロリンズ自身の代表作であることはもちろん、圧倒的な完成度でモダン・ジャズの金字塔として燦然と輝く大名盤。
<パーソネル> ソニー・ロリンズ(ts) トミー・フラナガン(p) ダグ・ワトキンス(b) マックス・ローチ(ds)
1956年6月22日、ニュージャージーにて録音。メーカー提供資料より(2023/01/04)
最高の実力を持つ白人テナー奏者スタン・ゲッツ初期の代表作。美しい音色で自在にメロディを崩しながら即興的に繰り出すアドリブの妙技に魅了される。「ボディ・アンド・ソウル」の優雅なバラードは至高の名演。子供と頬を寄せ合う愛らしいカヴァー・デザインも印象的。
1952年12月12&29日、ニューヨークにて録音。メーカー提供資料より(2023/01/04)
ボサ・ノヴァ・ブームを世界中に巻き起こした大名盤。全米アルバム・チャート2位を記録し、収録曲「イパネマの娘」も全米シングル5位。そして、グラミー賞ではアルバムが2部門(最優秀アルバム賞/最優秀エンジニア賞)を受賞し、「イパネマの娘」が最優秀レコード賞を受賞。
1963年3月18日&19日、ニューヨーク
西海岸の名バリトン・サックス奏者が残したロマンティック&ムーディーな名盤。ショパン「プレリュード」のカヴァーはラジオ番組のテーマ曲でも有名。
ジェリー・マリガン(bs, p) アート・ファーマー(tp, flh) ボブ・ブルックマイヤー(v-tb) ジム・ホール(g) ビル・クロウ(b) デイヴ・ベイリー(ds) 他
1963年9月12日、10月3日、ニューヨーク、1965年10月、ロサンゼルスにて録音
長い眠りから覚めたテナーの巨人が渡欧直前に残した、雄大なスケールの傑作。ソニー・クラーク・トリオをバックにした豪放なワンホーン快演集。
<パーソネル> デクスター・ゴードン(ts) ソニー・クラーク(p) ブッチ・ウォーレン(b) ビリー・ヒギンズ(ds)
1962年8月27日、ニュージャージーにて録音。メーカー提供資料より(2023/01/04)
プレス(大統領)ことレスター・ヤングの晩年を飾る傑作。30年代に多くの共演録音を残した黄金コンビ、テディ・ウィルソンとの再会セッション。モダン・スウィング派の2人が、リラックスした雰囲気の中で「オール・オブ・ミー」など、おなじみの名曲を演奏。
1956年1月12&13日、ニューヨークにて録音。メーカー提供資料より(2023/01/04)