実は、意外とファンの多い・・歌うオスカー・ピーターソン。見逃せないレアトラック入りのリイシュー盤です。
「歌うオスカー」と題されたアルバム。私、個人的にもオスカー・ピーターソンは好きで、彼のヴォーカル作品も追いかけていました。有名な『ロマンス』（1952年～1954年録音）に『リスペクト・トゥ・ナット』（1965年録音）。そして、意外と知られない（ですよね？）『パーソナル・タッチ』パブロ（1980年録音）もチェックしていましたが、このリイシュー盤、知らなかった歌うオスカーが８曲も入っていました。
⑬～⑯は、バデイ・ブレグマン指揮のオーケストラとの『ソフト・サンズ』（1951年録音）から、歌っている４曲を抜粋したもの、コーラスも入って少し意外な感じの歌です。⑰～⑳はシングル（1951～53年録音）で発売された音源ということですが、当時は発売されず、モザイクのボックスセットで世に出た演奏もあるようです。
しかし、この声はいいですね。コクがあってゆったり聴かせる声といえましょうか。ピアノが（一概に言えないですけども）スインギーな迫力で聴かせるものだとすると、この芸風の違いも面白いですよね。珍しい録音をまとめて聴けるのもCDならではのありがたさだと思います。（ジャズ管理人）
Oscar Peterson（p,vo） 他
1. I’m Glad There Is You
2. Polka Dots And Moonbeams
3. One For My Baby
4. I Hear Music
5. Autumn In New York
6. I Can’t Give You Anything But Love
7. Spring Is Here
8. These Foolish Things
9. From This Moment On
10. The Things We Did Last Summer
11. Too Marvelous For Words
12. But Not For Me
13. On The Outside Looking In
14. Why, Oh Why
15. I’ve Never Left Your Arms
16. Susquehanna
17. The Sheik Of Araby
18. Until The Real Thing Comes Along
19. That Makes A Difference To Me
20. Autumn In New York1. Johnny One Note (R. Rodgers, L. Hart)
